社長室

2021/04/06日本という国

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

先日の日曜日にNHKのドキュメンタリー番組で、ミャンマーの混乱が特集されていました。人々が自由を求めてクーデターを起こし、武装した軍隊が同じ国の人民を殺害するという悲惨さです。

これは近隣の東南アジアで起こっているため、特に我々が注視することができるものの、同じようなことが世界中で起こっているのです。これが世の中の現実であることを我々は認識しなければなりません。

日本は太平洋戦争が終わってから75年間、平和な暮らしが保証されています。ややもすると当たり前のように思っていますが、世界ではこれほど平和な国の方が珍しいのです。

平穏な生活を後世に繋いでいくため、愛する我が国を大切に守っていくことを忘れてはなりませんが、平和の有難さを噛みしめながら、平和を維持する努力も必要だと思います。

エディットにできることは、国産エネルギーである地熱資源による発電を一層拡大することによって、海外に頼らないエネルギー構造を作っていくことではないでしょうか。地道ではありますが、日々努力し、存続していくことで社会に貢献したいですね。

2021/04/12知的に生きよう

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

さて、今日は知的に生きようということで話をします。コンサルタントは頭脳労働者ですから、当然、知的に生きるとことが必要ですが、具体的にはどういうことでしょうか。

それは、自分の考えや価値観で、社会や環境を深く洞察し生きていくということではないかと思います。思い出すのは、渡部昇一の多くの著書です。彼は、知的な生き方を多くの先人を参考に紹介しています。

自分の考えを持つことが今の情報過多の時代には非常に重要です。しかし、それがいかに難しいかを多くの人が指摘しています。例えば、小説家の楡周平の「衆愚の時代」を読むとよくわかります。スマートフォンに流れるニュースは万人が読みますから、みんな同じような知識を身に付け、同じような発想をしがちです。まさに、衆愚ですね。しかし、知的に生きたいと思うならばそこで立ち止まり、しっかりと自分で考える癖をつけるのです。

まずは、当たり前になっている日常的な行動を見直してみましょう。生きることとは、仕事をすることとは、一つひとつ問いながら日常を過ごしてみてはどうでしょうか。

しかし、考えても考えても解が見つけられないことも多くあるでしょう。その中で、独自の価値観で判断することがコンサルタントの我々にとって必要なのです。

そして、思考には言葉が重要です。自身の言葉の使いまわしに基づいて思考しますから、繊細な言葉の正しい理解がなければしっかりとした論理的な発想は出来ないのです。そのためには、地道ですが読書をして、語彙力を増やす以外にないような気がします。いろんな分野の書籍を読むことをお勧めします。どんな本でも自分の興味のあるところから始めてください。きっと、貴方を心豊かな人間に育ててくれるはずです。

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