社長室

2021/10/04ボトルネック

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

毎日、オフィスの窓から建設中のビルを眺めるのが好きです。着々と進んでいくビル工事。おそらく1000を超える工程を順序良く熟していくのでしょうけど、様々な作業が並行して行われており、それが狂いなく進められ次第に建ち上がる様は見ていて楽しく思います。

皆さんも日常の業務を振り返り、ボトルネックの原因を作らないように気を付けましょう。仕事の効率化やボトルネックについては、「ザ・ゴール」エリヤフ・ゴールドラット(2001)を読んでおくとよいですね。

2021/10/11人間の深み

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

今日は人間味と人間の深みについてお話したいと思います。たくさんのお付き合いの中で、お話をするだけですがすがしい気持ちになり、またお会いしたくなる人が沢山いらっしゃいました。おそらく数多くの経験と、社会や周りの人々に思いやりを持って真摯に生きて来られた方々であろうと推察されます。

ビジネスの関係においても、個人的な付き合いや、信頼関係で成り立っていることが非常に多いのです。それは、ビジネスを超えた関係であり、なかなか他人が容易に立ち入ることができないものです。ある人に対してお願いやヒアリングを行う場合、親身になって対応してもらえる人もいれば、逆に、形通りの対応で終わらせられる人もいるということは幾らもあります。

そこには、「人間味」という要素が潜んでいるような気がしてなりません。人間味とは、一般には「人間としての豊かな情緒」、「人間らしい思いやり、やさしさ」といった所ですが、これらの言葉では言い表せない何かがあるような気がします。そして、この人間味が、皆さんの人生やビジネスにおいて、成功・不成功の可否を握っているのではないかと考えます。

では、人間味はどのようにして身に付けられるのでしょうか。

まず、自分は社会の中でしか生きられない人間であることを認識すべきです。見方を変えれば、社会の中で生かされているのです。そのことを忘れずに謙虚に生きてください。

幸い、皆さん方は健康に生まれ育ち、今も健康です。一人前に教育も受け、仕事をする能力も備わっています。そのような幸せな環境に居るのですから、ベストを尽くすこと、また、社会に貢献することを片時も忘れてはいけません。世の中には人の助けを必要としている方も多くいます。そのような方に手を差し伸べ、あるいは陰ながら援助するような気持ちが常に必要だと思います。

このような姿勢で生きることで人間味が生まれ、さらに、いつしか人間の深さが現れるのではないでしょうか。会社のためにできることはないかと考えながら、真剣に生きていきたいものですね。

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