社長室

2021/11/01考えて、考え抜いて、さらに考える

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

我々の仕事の多くは、アイデアを出したり、工夫して課題の解決を行ったりすることです。しかし、これから知識や経験を積んでいく若手の皆さんに、今チャンスがあるとすれば、地熱開発のコンセプトを変えるような、全く新しいアイデアによる技術開発なのではないでしょうか。

ただし、アイデアを出すということは容易ではありません。毎日、もがき苦しみながら、やっと答えを出すのです。

まず、仕事に着手する段階で、データやプロジェクトの全貌を理解していなくては、思考を進化させることはできません。そして、簡単に上司や専門家の言うことを鵜呑みにするのではなく、どんな小さなことでも自分で発想してください。

信頼できるデータを得ることから始め、正確に集約し、分かりやすい形、つまり解析しやすい形にし、考える。いつでも発想できるように、それらの解析図表がいつでも頭に浮かばなくてはいけません。そして、繰り返し考える。それくらいしないとアイデアは浮かばないのではないでしょうか。試してみてください。

2021/11/08酒席の心得

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

さて、皆さんは仕事を任されるようになってくると、お客様とお会いする機会が増え、会食が必要になることもあります。会食も仕事の一場面として、非常に重要なものです。そこで、会食の心得について思いつくままに述べてみます。

まず、我々からお客様へ会食の提案をする際は、唐突であってはいけません。無理なく受け入れていただけるようなタイミングや場所を選びましょう。

会食中の主な注意点については以下に列記します。

  • ① 仕事の大事な場であることを忘れない
  • ② 願い事は慎む
  • ③ サービスに徹する
  • ④ 感謝の念を忘れない
  • ⑤ その場に応じた振る舞いをする
  • ⑥ 食事の場を盛り上げることは必要であるが、お客様の反応見ながら控えめに
  • ⑦ 狎れない

お客様が会食に応じてくださるのは、我々を信頼できるパートナーと認めてくださっているからだと思っています。会食は、日頃からお世話になっていることへの感謝の気持ちを示す機会と考えてください。また、我々の仕事振りをどのように評価していただいているのか、お客様がどのような考えで仕事をされているのかを把握する絶好の機会です。さらに、自分個人の考えや、人となりを理解していただける場でもあるでしょう。

しかし、会食の機会を利用し、例えば仕事のお願いをすることなど、絶対にあってはなりません。浅薄な知恵は、参加する皆さんや会社の恥になります。また、親しく歓談していただける関係になることは、仕事を進めて行く上で大きくプラスになりますが、一線を踏み外し、狎れてしまってはいけません。あくまでも仕事であり、発注者と受注者の関係です。お客様の一番の関心は、我々の仕事に対する姿勢、人間性であることを忘れないようにしましょう。

2021/11/15日頃の努力は必ず実を結ぶ

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

さて、わが社も上半期を終えようとしています。毎年を、毎月を、そして毎日を、目標をもって過ごしていますか。そのためには毎日の努力が必要です。安易に生きてはいけません。新聞のコマーシャルに「365日分の差は大きい」というのがありますね。その通りだと思います。

皆さんは、日ごろの目立たない努力は、他人にはわからないと思うかもしれません。しかしそれは、日常の態度や言葉の端々に表れてきます。周りの人にわかってもらうための努力は無用です。見る人は見ています。

そして、毎日少しずつの努力を続けていくことは苦痛を伴うものです。しかし、それを乗り越えてこそ達成感を味わえるのです。それを繰り返すことで少しずつステップアップすることができます。

私が新入社員の頃、環境が変わったこともあり多くの刺激を受け、猛烈に読書をしました。その頃身についた読書癖のお陰で、何時とはなしに文章力も身についたのではないかと思っています。

読書に限りませんが、何か目標を設定し頑張るという習慣は、貴重なものだと思います。是非、実行してください。

2021/11/29エディットの新しい目標

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

さて、今月に入り岸田新政権が誕生しました。

岸田新首相は公約の中で、富の再配分と所得倍増を掲げました。富の再配分は、国のGDPが伸びることが前提だと思います。また、所得倍増も、日本の仕事の能率が飛躍的に増大し、世界標準に追いつくことが前提でしょう。しかし、その目標達成のための具体策が議論されていません。

この政権、内閣はこれまでの自民党を踏襲し、大きな変革が見られない布陣のようですが、これは自民党のみならず、国民が望んでいるのでしょう。

しかし、世界はコロナ禍で大きく動いているのです。このままの日本でいいのでしょうか。

日本は、先進国の中で効率の悪い国として、韓国と並び称されてきました。その韓国からも、日本を追い越したと得意げに言い放たれています。それに対して、意地を見せる日本人はいないのでしょうか。このままでは、日本が世界で置き去りにされてしまうのではという懸念が一層深まるばかりです。

さて、我社はこのような風潮に流れされるわけにはいきません。会社は成長し、皆さんの生活も向上しなければなりません。

そこで、世界の動き、現状の仕事量、そして事業計画などを鑑み、3年間の具体的な目標を掲げます。

  • ① 売り上げを3年間にわたって毎年20%アップします。
  • ② 社員の皆さんの所得を150%にします。
  • ③ 地熱発電事業に主軸を移します。

私としましても思い切った目標です。同時に、皆さん方にもその覚悟をして頂きたいと思います。

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