社長室

2022/2/14わが社に欲しい人材(1)

先週は、少し気温も上昇し、外を歩くのも楽になったような気がしますね。梅は満開で、桃の花がチラホラとみられるようになってきました。

わが社は現在、新卒の皆さんを中心としたリクルート活動を行っています。そこで、わが社が望む人材はどんな人かを考えてみました。

まず第一に、誠実な人です。これに尽きます。何はなくとも、このことを最優先します。世の中を、まっすぐに見つめられる人、そして、人との関係を真剣に作っていける人が望ましいです。

次に、積極的な人です。コンサルタントは、未知の問題を解きほぐしていくことが主な仕事ですので、何をやるにも前向きに積極的に取り組むことができる人が向いていると思います。若いときに身につけなくてはいけないことはたくさんあります。周りの人からのアドバイスを真剣に受け止め取り組む人こそ、望ましいです。

そして3つ目に、自分を律することができる人です。時間を賢く有効に使い、日々反省し明日につないでいくことができる人は、自分の人生の目標を常に高く持ち、努力を怠らない人だと思います。きっと大きな成果をつかみ取り、充実した人生を送ることでしょう。そのような人とぜひ一緒に仕事がしたいと考えます。

わが社に入ってほしいと考える人材は、以上のような人です。学歴も、技術的な知識も、副次的なものです。それよりも、誠実で、積極的で、自分を律することができる人こそ、人間的に魅力的であり、なおかつ、ビジネスでも技術的にも一流になることができると思います。

わが社はSDGsを強く意識した会社であり、約50年の歴史を刻んでいます。約7年前から小規模地熱発電開発のコンサルタントを行っており、今後は地熱発電事業に参入します。これからも、再生可能エネルギー事業による永続性のある100年企業を目指して進んでいきます。

我々の強い意志で、地球の課題を解決し、皆さん方の若くみずみずしい発想で、お客様の夢を形に変えていこうではありませんか。エディットを背負って立とうという人を待っています。

温泉が好き、山が好き、そして生きがいのある楽しい会社で働きたい人、集まれ‼

2022/2/14わが社に欲しい人材(2)

何のために生まれて 何をして生きるのか こたえられないなんて そんなのは嫌だ 今を生きることで 熱い心燃える だから君は行くんだ 微笑んで … 何が君の幸せ 何をして喜ぶ わからないまま終わる そんなのは嫌だ …

突然ですが、これはよくご存じですよね、アンパンマンのマーチの一節です。以前私は、エディットの社歌だといって飲み屋でよく歌っていました。偶然にも、ある大手企業の新規事業部のマネジャーが、この歌詞を心酔し、行き詰まったときに読み返している。と、ある番組で言っていました。その番組が放送されたのは、私が、わが社のリクルートのためにウェブプレゼンテーションを行った日でした。

その番組は、その企業が主催するアントレプレナーの募集のイベントと、それに参加する学生がチャレンジする姿を記録したものでした。参加した学生の中で最終選考まで残った14人に与えられた課題は、一週間以内に自分のアイデアを基にビジネスモデルを仕立て上げるというものでした。とてもハードで、彼らはもがき苦しみながらも、楽しんでいるようでした。それぞれがキラキラと輝いていて、ずいぶんとたくましく見えました。

わが社も、新卒の人材を含め複数人の採用をしたいと考えています。

我々はスタートアップ企業に等しいですから、今から新しい会社、新しい価値を作っていこうとする向上心を持っている人が必要です。

さらに、我々コンサルタントは、向上心を持たない人には不向きな職業であるといってよいでしょう。なぜなら、顧客は、大きなプロジェクトを担い、リスクを負ってでも飛躍しようとしているからです。そのような方々の相談相手となり、技術的な助勢を行い、プロジェクトを成功に導くためには、我々も真剣に取り組まざるを得ないのです。もし、それに喜びを感じることができなければ、とても耐えることのできない仕事だと思います。

夢を追って生きる人、生きがいを感じて仕事をしたい人が、わが社が望む人材です。

ジム・コリンズは言います。

“社員に企業理念を共有させる方法は?と聞かれたら、答えは「ありません」です。企業理念を共有できる人のみを採用すべきです。”

わが社の企業理念を共有できる人材に出会い、残りの人生を楽しく有意義に仕事をしたいと考えています。

2022/2/25登山隊の力量は最も弱い隊員の力量と同じ

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

エディットのような小さな組織では、大企業と比較して、一人ひとりの存在感は非常に大きく、仕事での役割や、チームに与える影響も大きいものです。上のタイトルに示したのは、登山をする人にはなじみ深いものかもしれませんが、企業におけるチームとて同じです。

チーム力を上げるためには、チーム一丸となって最も弱い部分の強化を図ることから始めなければいけません。お互いの得手不得手を理解して補い合い、切磋琢磨する習慣を身に着ける必要があります。

また、自分の力量が他のメンバーに及ばないと感じた場合には、必死に食らいついていく気概も必要ではないでしょうか。あるいは自分の得意な分野でカバーするといった方法もあるでしょう。

同時に、チームの目標設定も必要です。チームリーダーが、スタッフの力量を把握したうえで達成目標とマイルストーンを設定し、スタッフの効率的な行動ができるよう日常的に管理していかなくてはいけません。さらに、その目標には、常に時代を変えていくような変革、つまりイノベーションが含まれていなければなりません。

会社は環境の変化に応じて、目まぐるしく変わっていきます。特に、2022年度は世界の情勢、エネルギー情勢などが大きく変化することが予想されます。また、エディットも発電事業の本格化とさらなる事業展開に向け、体制の整備が求められています。

2022/2/28読書の喜び(3)

  • ※社員へ向けた社内朝礼スピーチより抜粋

2月の始め頃だったでしょうか。ニュースサイトにこんな記事が載っていました。

「私は本を読んでいたら、いつかは頭が良くなると信じていました。以来愚直に30年読み続けてきましたが一向にその兆しはありません。きっと本を読む量も質も、どちらも足りなかったのだろうと考えていた」

この記事を読んで奇異に感じました。30年間、本当に頭がよくなるという成果を求めて本が読めるのだろうかと。当然ですが、本を読んでも頭は良くなりません。賢くはなるでしょうが。

本当に本好きの人は、何か成果を得るためという気持ちで読んではいないと思います。面白いから読んでいる、ただそれだけでしょう。ここでの面白いというのは、可笑しさや滑稽さではなく、興味深いとか心惹かれるとかそういう意味です。

私は、人生を生きるということは、謎だらけで解のない問題を熟しながら、もがき苦しむことと言ってもよいと考えています。そんな中での唯一の光は、私にとっては読書にあるような気がしています。とは言っても、読書は縋るようなものではなく、例えば登山のピッケルや杖のような、あるいは、空気のような存在です。いつも何冊かがそばに有り、特別な存在ではないのですが、無いととても不安になる、そんなものです。さらに、見識を広げる、思考を深める、繊細な感情を持つといった部分にも役立ってきたような気がします。小説のみならず思想や哲学書で涙が出るくらい感動に浸ることもできます。

私は読書から、文字に表せないくらいの恩恵を受けています。本好きというより、活字中毒といったほうが当たっているかもしれません。

私にとっての読書とは、一言でいうと、「自分の人生を味わい尽くす」大事なツールであると言えるかもしれません。

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