2025.04.21
社長室
仕事はできる人間にしか頼まない
※この記事は、地熱開発コンサル会社のエディット代表の藤野が、朝礼で社員へ向けて発信するコラムです。
皆さん、おはようございます。ゴルフ場には、薄紫の小さな菫の花があちこちで咲いています。可憐できれいなのに、あまり自然界にありすぎて、残念ながら花屋に商品としては並びませんね。
先週は、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでのマスターズで、アイルランドのロリー・マキロイは、ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラス、そしてタイガー・ウッズに続き7人目の4大メジャータイトル制覇を達成し、感動しました。彼はそれを成し遂げるために、15年以上、マスターズに挑み続けたのです。そして、勝利の言葉の中で、若者に向けて次の言葉を送りました。
「とにかく道を進み続けろ。信じ続けろ。そして僕の話を聞いている若者たちにこんな言葉を送りたいです。自分の夢を信じろ。そして精いっぱい努力すれば望むものはなんでも達成できる。」
もちろん、夢の実現は甘くはありませんが、ただ、これだけは言えると思います。一生をかけて夢を追い続けることができる人生は、なんと素晴らしく、充実したものか。それは想像に難くありません。
さて、ビジネスの世界では、仕事は忙しい人に頼むのが良いと言われます。仕事ができる人は、多くの仕事を抱え、効率よく仕事を熟していく。しかも、それぞれの仕事の目的にかなった品質の成果を上げるのでしょう。仕事を依頼する人は、たとえその人が忙しくても、何とか自分の仕事をしてもらいたいと願うのだと思います。繁盛している店で買い物をしたいと思うのに似ていますね。これはお客様の信頼を得ている証だと思います。さらには、お客様は自分の夢の実現への期待感が大きく膨らむことへのワクワク感を楽しむのかもしれません。
エディットの理念の一つは、「みずみずしい発想力と行動力でお客様の夢をカタチにします」ですね。我々の生き方と、上に書いた仕事ができる人の生き方が似ていると思いませんか。
与えられた時間や、時間の流れ方は誰もが同じです。その限られた時間での、仕事や生き方の密度は人生を決定づけます。それぞれの年代において、仕事で求められる研鑽が必要です。もちろん、遊びも必要だと思います。ただ、品よく、また質の良い遊びであってほしいと思います。
エディットにおいて、お客様の満足度を高める、あるいは夢先案内人としての役割を果たすためには、人間として、技術者として高みを目指す必要があります。
お客様から、あいつに頼めば何とかしてくれるだろうという信頼感が得られたら、貴方の仕事の進め方は正しい方向に向かっていると言って良いと思います。