2025.06.30
社長室
お客様ができないことを実現するのがコンサルタントの価値
※この記事は、地熱開発コンサル会社のエディット代表の藤野が、朝礼で社員へ向けて発信するコラムです。
皆さん、おはようございます。先週、梅雨が開けて依頼、ずっと厳しい暑さが続いています。気付かないうちに、アガパンサスの花が街路樹の根元に繁茂し、花を咲かせ始めました。
昨日は、一年ぶりに真夏のゴルフでした。何とか一ラウンドを終え、少し自信を取り戻しました。
さて、最近、我々の中に、仕事は当然依頼されるものだという慢心はないでしょうか。お客様は日々の我々の対応、仕事の姿勢を見ています。仕事を受注し、それを継続していくことが如何に大変か、改めて真剣に考えてみましょう。
以下のことを常に考えて行動してほしいと思います。
①お客様は必ずしも我々の仕事に満足しているとは限らない。
②お客様は必ずしも我々の仕事の価値を認めているとは限らない。
③お客様は必ずしも、好意を持ってくれているとは限らない。
日々の仕事で、お客様を感動させることができているでしょうか。そもそも、お客様を感動させようという意識で仕事に取り組んでいるでしょうか。仕様書に書いてある内容のみに終始していないですか。次に繋がる夢・希望を与えるような、意味のある仕事ができていますか。
お客様が満足しない理由を、スキル不足と思っていませんか。そうではないですよ。本当に、コンサルタントを目指すならば、次のような意気込みで仕事をしてもらいたいと思っています。
①お客様の望んでいること、あるいは本音を読み取る。
②先回りして考え、先手を打つ。
③積み上げ方式では、飛躍的な成果は生まれない。
④仕事の勘所を掴むために、センスを養う。
⑤人間の本質を知る。
知識や技術はその人の価値にはなりません。もしかしたら、仕事の本質は究極的アートなのかもしれません。スキルのある人は多くいますが、その人が仕事で成果を上げるとは限りません。あの人じゃなければだめだ、あの人なら大丈夫だ、と思ってもらえるような意気込みで努力していますか。まだまだ、我々の仕事には改善の余地があります。
今一度、真摯に自分の仕事を見つめなおしてみましょう。そして、お客様を驚嘆させようではありませんか。