2025.07.07
社長室
50歳になって勉強を始める?もう遅い!
※この記事は、地熱開発コンサル会社のエディット代表の藤野が、朝礼で社員へ向けて発信するコラムです。
皆さん、おはようございます。7月になったばかりなのに、真夏の暑さですね。街路樹の根元には、アフリカ原産のアガパンサスの青い花が一気に咲き始めました。いつもはどこにあるかわからないのに、急に現れる様子は、まるで9月に咲く彼岸花のようですね。鉢植えのルリマツリも今が盛りと咲誇っています。
さて、SNSで、ニュースキャスターの池上彰さんへ、50歳の人が、「これからどんな本を読んだらいいですか」と質問しているのを見かけました。その質問に対する私の答えは、タイトルに示した言葉でした。社会で生きる、家庭円満に暮らしていく、子供が立派に育つようにアドバイスを送るなど、人生は自分ひとりの知恵ではとても怖くて判断できないようなことばかりです。若い頃から本も読まずにどんな生き方をしてきたのか、と問いたいのです。
それでも本を読みたいというならば、本屋や古本屋で色んな本を買い、片っ端から読むことですね。そして心に留まった著者の本を残らず読むといいでしょう。一日の読書量は100~150ページ位のペースで読めば、知的な好奇心が芽生えてくるかもしれませんね。ただし、勧められた本を読んでそれで終わりなどといった考えでは、成長にはつながりません。
わが社の皆さんにおいても同様ですね。今、20~30歳代であっても、時間的にはそれ程の余裕はないと思っています。文章が上手く書けるようになること、ビジネスの基礎知識を身に付けること、社会生活を行う上でのマナーなどは基礎の基礎ですね。これができるようになって、初めて今の仕事に取り組むことができるようになると思います。成長しなければいけない分野は山ほどあると思いますが、その割にはのんびりして、自己研鑽や読書に対する意識がまだまだ足りないような気がしています。皆さんはどう思いますか。
時には、世の中や会社を変えるようなドラスティックな意見を提案してみませんか。そのためには、理屈抜きで全力を尽くすくらい、物事に傾注する生き方をしないといけません。それ程、一途に自分のやりたいことを追い求めることができるならば、きっと生きる喜びを味わえると思います。そして、周囲は好感の目を持って受け入れてくれると思います。