2025.07.22
社長室
課長の仕事(2)
この記事は、地熱開発コンサル会社のエディット代表の藤野が、朝礼で社員へ向けて発信するコラムです。
皆さん、おはようございます。じりじりと太陽が照り付ける日々が続きます。気温35度は当たり前の日常になってきました。あと2か月の我慢ですね。
さて、今日はエディットにおける課長の仕事についてお話しします。
会社に入り、担当、主任の業務を難なくこなすと、早い人は入社15年目位で課長という職責が与えられます。課長職は会社の経営幹部への登竜門と言ってよいと思います。会社の将来は、現在の経営幹部の力量にあるのではなく、会社をフロントで支える課長の活躍にかかっていると言って良いと思います。エディットではまだプロパーの課長はいないのですが、現在のスタッフの中から是非とも課長になる人が出てきて欲しいと強く願っています。
一般に、会社の上層部は、入社1年以内に社員の資質を見抜き、その人の成長ぶり、将来性に期待します。仕事を通じたトレーニングや試験を行いながら、経営幹部になれるかどうかを見極めます。その課長を含めた経営幹部になるための資質は、①責任感、②誠実さ、③思いやり、④強い倫理観、⑤チームを纏める力、⑥人間力といったところでしょうか。
課長の仕事は、一言でいうと、会社の最小単位の「チームの運営」を責任を持って果たすことに外なりません。そして、構成メンバーの能力を最大限に発揮し、業務を創出し、顧客の拡大を図り、成果を収め、さらに発展させることです。
会社の組織上、課長は、マネジメント技術を駆使して、主任を含めたスタッフをある目的のために躍動させつつ、チーム一丸となって成果を上げることが使命です。そして、次の有望なスタッフの育成も大事な仕事になります。
そのためには以下の項目をしっかりと実行することが必要です。
① 会社の掲げる理念やビジョンに沿った目標・夢を示す。
② チームやスタッフの仕事上の役割を明確に示す。
③ スタッフの技術や人間として成長を手助けし、自らも成長する。
④ 目標に沿った成果を上げ、それをさらに発展させる。
⑤ 社長・部長の事業計画、経営計画を理解し、自ら積極的に補佐・実行する。
⑥ 上長・仲間の信頼を得る。
我社のように少数精鋭を目指す企業では、一人ひとりが個性豊かに成長し、自らの個性を生かしつつ、会社の成長、我々の関わる業務に貢献することこそ、課長の仕事と思います。
課長になるためには、直前に力をつけようとしても駄目ですね。20歳代での地道な勉強こそが役立つと思います。また、入社したてであっても、主任や課長の資質があるスタッフは、しかるべきポストについて活躍してもらうことは吝かではありません。エディットは柔軟に対応します。