アーカイブ

地頭を鍛えよう

この記事は、地熱開発コンサル会社のエディット代表の藤野が、朝礼で社員へ向けて発信するコラムです。

 

皆さん、おはようございます。福岡も25℃を超える夏日を迎えるまでになってきました。ゴールデンウィーク真っただ中、私は糸島の実家で一人過ごす時間がほとんどでした。そうしていると、社会に出てからの約60年間の記憶を忘れて、子供の頃の記憶のまま、今に至ったような錯覚に陥ります。自分が生きているのだろうかと思うほどの静寂です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

さて、今日は「地頭を鍛えよう」です。AIの時代に突入し、与えられた問題を解く能力が高い、いわゆる問題解決型の、世に言う優等生タイプの人間は、AIにとって代わられると言われています。これはAIの一番得意とする部分であり、既に難解な問題を解く能力を有していると言われます。こうなってくると、AIのできない分野が我々の生きていく分野ということになります。

まず、知的生産を生業とする我々は、どのようなプロセスでプロジェクトを進めていっているか見てみましょう。山口周は著書「コンテキスト・リーダーシップ」(2026)の中で次のようなプロセスがあることを示しています。

・アジェンダの設定

・仮説構築

・情報収集

・情報の分析・統合

・情報の出力

これらの内、AIによる効率化は「情報収集」、「情報の分析・統合」、「情報の出力」の部分で大きく発展しています。そして、「アジェンダの設定」や、「仮説構築」といった部分はAIが不得手とする部分です。ところが、今までの我々コンサルタントの仕事は、「情報収集」、「情報の分析・統合」、「情報の出力」に多くの時間が費やされていました。

アジェンダの設定であれば、新しい仕事の発注者が何を望んでおり、そのためには何をすべきかを考案することが必要で、その答えを出すためにはどのような仮説を立て、結論に導くかの解析プランを練ることが重要になってきます。これらの作業には答えがある訳ではありません。貴方のセンス、お客様とのコミュニケーションによって、醸し出されるものだと思います。このような仕事は、過去の専門的な知識や経験が必ずしも必要ではありません。いや、むしろそれらが邪魔になることさえあると思います。

そこで、冒頭の「地頭を鍛えよう」に帰結するわけです。地頭が良いとは、具体的には素直さ、好奇心、および吸収力などが挙げられます。地頭が良い人は生まれつきのものもあると思いますが、その大部分は家庭環境や自分の努力によって鍛えられるものと言われます。

具体的には、言語化能力を伸ばすことが重要であると言われています。

 

記事一覧に戻る