2026.09.07
社長室
言語化能力は重要
この記事は、地熱開発コンサル会社のエディット代表の藤野が、朝礼で社員へ向けて発信するコラムです。
皆さんおはようございます。秋雨前線の南下とともに、急に気温が低下してきました。奥飛騨ではススキが穂を出していました。
先日SNSに、仕事ができない人の共通点として、言語化ができないということが書いてありました。なるほどそうかもしれません。上手く話ができないのはビジネスにおいて重大な弱点と思われます。
言語化能力は、頭の中の思考や感覚を言葉に落とし込む力と言えます。したがって、言語化能力を高めるには、「インプット(観察)」「思考(整理)」「アウトプット(表現)」の3つのステップを日常的に回すことが必要です。もう一つの視点として、使える言葉の数を増やすこと、すなわち語彙力を増やすことも重要です。語彙力がなければ、前に示したインプット、思考、アウトプットが深化しません。すなわち、複合的な観察眼で物事を観察し、緻密で繊細な思考で筋道を立てて考え、そして相手に合わせて簡潔に表現する能力が要求されます。言葉を正確に理解し、考えていること、伝えたいことを正しく伝えるには、文章力が必要になってきます。他人の文章を借りたり、AIで書かせたりした文章では、相手に伝わりません。
具体的にどうしたらよいでしょうか。下記に示した項目がその主なものです。
・感情や感覚に「なぜ?」を2回重ねる。
-抽象的な感覚に理由を与えることで、言葉の解像度があがります。
・1日15分のアウトプット(メモ書き・日記)
・「具体」と「抽象」を往復する練習
・語彙の「引き出し」を増やす。
-質の高い文章(新書、コラム、名著など)に触れ、自分が「言い得て妙だ」と感じた表現や比喩をメモしてストックします。
-類語辞典(シソーラス)を活用し、同じ感情を表す別の言い回しを探す習慣をつけるのも有効です。
・「要するに何?」を短文でまとめる(構造化)
-長い記事や本、会議の内容を「3つのポイント」で要約する練習をします。
-結論から話し、その後に理由や具体例をのべる構造(PREP法など)を意識します。
以上に対し客観性を持たせるために、週末に池上彰の「伝える力」(PHPビジネス新書)を読みました。最後の章に、「上質のインプットをする」という項目があります。具体的には小説を読んだり、人間と語彙の幅を広げたり、落語に学ぶというのも書いてあります。凡そ上に書いたようなことを書いてあります。さあ、文章力をつけて、ビジネス力を上げましょう。