代表者挨拶

株式会社エディット 代表取締役社長 藤野 敏雄

日本は経済成長と産業の発展と共に、世界でも指折りのエネルギー消費国となりました。しかしその反面、石油や天然ガスなどの化石エネルギー資源に乏しいわが国は、エネルギー自給率がわずか数%と、エネルギー資源の殆どを海外からの輸入に頼っているのが現状です。また、世界に視野を広げてみますと、これからの世界の人口増加とエネルギー消費量の増加、地球環境問題の深刻化というトリレンマは、石油や天然ガスなどの枯渇性エネルギーへの依存では解決が困難な状況です。これら枯渇性エネルギー資源に代替するエネルギー資源をいかにして確保するか、このことは地球規模での重要な課題となっています。

エディットは、「地球の課題に挑戦する」を企業の基本理念として掲げ、地熱エネルギーによる発電、とりわけ温泉熱を利用した発電(温泉発電)を推進し、地域の実情に調和したプロジェクトを支援してまいりました。

東日本大震災以降、再生可能エネルギーの利用促進は枯渇性資源の乏しい日本のエネルギー問題の解決には不可欠ですが、火山列島である日本には世界でも有数の地熱資源が賦存しているにも関わらず、あまり活用されていないのが実状です。私どもは、今後もエネルギー・地球環境問題の解決を重要なミッションとして捉え、皆様にご満足いただける地熱を利用したエネルギー確保の提案をさせていただき、持続可能な循環型社会の実現へ貢献出来るように取り組んでまいります。

今後とも弊社に対する変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

株式会社エディット
代表取締役社長 藤野 敏雄

代表者プロフィール

代表取締役社長 藤野敏雄

経歴

昭和49年3月 九州大学大学院理学研究科地質学修了

昭和50年4月西日本技術開発株式会社に入社。国内最大規模の八丁原地域の地熱開発、国内の地熱発電所のリハビリテーションや海外の地熱プロジェクトに携わる。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)へ出向中に、国内の地熱開発促進調査を推進した。

その後、平成12年以降の地熱開発の低迷を打開すべく、地域や温泉事業者を巻き込んだ小規模発電事業を提唱し、国内の地熱調査井掘削等、国の委託業務、温泉発電、地熱発電等小規模発電の事業化に至るまでの一連の調査、解析業務に従事してきた。

平成21年6月に株式会社エディットの代表取締役に就任。

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